平成27年(2015)
歌う会例会報告
歌う会 第165回
平成27年12月10日
今年最後の例会が開催されました。
雨の心配がなく、また「クリスマス・ミニコンサート」が開催されること等があって、参加者数は1,800名と、これまでの最高となりました。
今回の例会でうたった歌は、12月の歌集より、「冬の星座」「小ぎつね」「冬の夜」「美しき天然」「よろこびの歌」「寒い朝」「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」の9曲でした。
それに11月歌集から、覚える歌であった「鎌倉残照」と、テーマソングの「さようなら」の合計11曲の歌をうたいました。
年末恒例の「クリスマス・ミニコンサート」は、「さくらの会」の4先生に加え、ゲストとしてお越しいただいたサキソホンの深澤智美さんとの、5名による演奏会となりました。
コンサートの皮きりは、ゲストの深澤さんのアルトサキソホンに、友人である小泉先生がピアノ伴奏を担当し、「ロンドンデリーの歌」のほか1曲を、聴く者の心にしみこむように演奏いただきました。
続いて小杉先生のピアノ演奏「アヴェマリア」、そして池上先生と吉原先生が「さやかに星はきらめく=O Holy Night」をデュエットしていただ
きましたが、いずれもクリスマスらしい素晴らしいハーモニーでした。
その後は、再び深澤さんのサキソホンと小泉先生による演奏、さらに5人全員によるクリスマスソング・メドレー、「ジングルベル」「神の御子は」「もみの木」などの5曲を演奏いただき、クリスマス・コンサートらしく晴れやかに幕をとじました。
この日のミニ・コンサートは、すべて先生方で企画いただきました。サキソホンの方がいらっしゃるサプライズも、当日近くまでほとんど知りませんでした。このように私たち「さくらの会」のために、先生方がいろいろとご苦労して企画・演奏をいただけることが、本当にありがたく心から感謝しております。
この1年、いつもお天気を気にしながらの例会開催でしたので、今年も何とか無事に終了したことに、大きなよろこびを感じております。
カラッと晴れわたった日は、1、2回あったでしょうか。そんな不安定なお天気にもかかわらず、毎月の平均参加者数は、1600名を超す信じられない状況となりました。寒い日も、暑い日も、また雨や風の時も、駅からのあのつらい坂を上って参加される会員の皆様に、心から感謝しております。
日々新たな気持ちを持って、来年も会員皆様のご期待にお応えできるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
歌う会 第164回
平成27年11月19日
何日か前の天気予報では、傘マークが付いていたので、だいぶ心配をしていましたが、当日は、予報に反してお天気となりホッとしての開催となりました。
お天気になると参加者も多く、今回も先月と同じように1600名を超す大盛況な例会となりました。
今回の例会でうたった歌は、11月の歌集より、「故郷の廃家」「里の秋」「埴生の宿」「しかられて」「森の小人」「ともだち讃歌」「思い出」「あの素晴らしい愛をもう一度」「湖畔の宿」「北上夜曲」と覚える歌「鎌倉残照」の11曲でした。
それに10月歌集から「野菊」「秋の子」「地球の仲間」「古城」の4曲と、テーマソングの「さようなら」の、合計16曲の歌をうたいました。
今月は吉原先生がご自分の公演でいらっしゃらなかったため、池上先生が大奮闘をして、お一人で歌のご指導をいただきました。
そのため多少でも先生の負担軽減になればと考え、司会者の瀬川さんが、一つ一つの歌の解説を担当しました。
内容的には、「ともだち讃歌=(ご存知の)ごんべさんの赤ちゃん」と「思い出=Long Long Ago」が、アメリカ及びイギリス民謡で、よく知られているメロディーなのですが、
それぞれがこれまであまり歌ったことのない歌詞だったため、参加者の皆さんは、とても楽しそうにうたっていらっしゃいました。
また「埴生の宿」と「思い出」は、簡単におさらいをして、二部合唱でうたいましたが、さすが何百人もの合唱は、そのまま“大合唱団”になったような素晴らしい響きでした。
今月の覚える歌「鎌倉残照」もとても良かったようです。平成18年に発表された流行歌なのですが、初めてうたう方がほとんどで、しっとりとした青春歌で歌詞がよく、また何ヶ所かの鎌倉の地名がでてくることもあって、帰り際にはたくさんの参加者から、『とてもいい歌を教わってよかった!』との感想が寄せられました。
今月は、障害者作業所の授産所製品をたくさんお買い求めいただきました。ありがとうございました。また支援の一環として実施している不用品提供も、先月とおなじように、多くの会員さんからたくさんの品物が寄せられ、作業所連絡会の責任者から、感謝のお言葉をいただきました。なおこの支援は、12月例会まで続けます。
来月は今年最後の例会になりますが、ささやかなプレゼントを用意しています。
また我らが4先生による「クリスマス・ミニコンサート」も開催します。
勿論クリスマスソングを含め、時間いっぱい歌もうたいます。
皆さんのご参加を心よりお待ちしています。
歌う会 第163回
平成27年10月15日
今回は秋晴れの心地よい日の開催となりました。
こんなにいい日の例会開催は、今年になってはじめてでした。
待ちに待った晴天だったものですから、主催する者にとっては朝からうきうきした気分でしたが、参加者の皆さんにも、心なしか笑顔が溢れていたように思いました。
10月例会の歌は、「野菊」「秋の子」「時計台の鐘」「月の沙漠」「庭の千草」「野なかの薔薇(ウェルナー)」「人生の並木路」「古城」「あざみの歌」と、覚える歌「地球の仲間」の10曲でした。それに加え9月歌集から「旅愁」「紅葉」「花(沖縄の歌)」と、テーマソングの「花は咲く」「さようなら」の、合計15曲をうたいました。
今回の例会では、休憩後の後半はじめの
「人生の並木路」「古城」
「あざみの歌」
の3曲を、男性の皆さんに舞台の上からうたっていただきました。
午前・午後のそれぞれの例会で、50名以上の方が舞台に上がっていただきましたが、客席からうたうのとは違ってそのボリュウムはすごく、それに吉原先生の情熱あふれた指揮にリードされ、男性らしいまとまった素晴らしい歌声がホール内に響きわたり、聴いていた女性参加者から大喝采をいただきました。
こんな光景があるのも「さくらの会」ならではのことはないでしょうか。また毎回のことですが、男性会員の皆さんはすごく歌が上手だと、認識を新たにした次第です。
その他に、前半の歌の「秋の子」と「時計台の鐘」は意外にも初めて歌う方が多く、いつもの通り池上先生が少ない時間の中で、丁寧に歌唱指導をして下さいました。参加者からは、とてもいい歌を教わりよかったとの感想が寄せられていました。
11月例会もまた、秋の歌をはじめたくさんの歌をうたいます。 小春日和の晴れた日を期待して、思い切りうたいたいと思います。
歌う会 第162回
平成27年9月17日
今月も雨の日の開催となってしまいました。
今年に入ってから、すっきり晴れわたった日の開催は、1,2回あったでしょうか。
会員の皆さんからは『雨の日に、中央駅からあの坂を上ってくるのは大変なんですよ!』と言われてしまいました。そんな中、今月もたくさんの方にご参加いただいて、本当にありがたく感謝しております。
9月例会は、我らが先生、池上先生と吉原先生による「歌唱ミニ・コンサート」が開催されました。
歌は「荒城の月」「花」「山小舎の灯」「小さな木の実」「冬景色」「遙かな友に」「故郷」の7曲を、小杉先生の伴奏によりアンサンブルでうたっていただきました。
丹誠に、感動的にうたいあげていただき、大きなよろこびをいただきました。
いつも同じことを言っていますが、本当に素晴らしい先生方が、私たちの講師であることに、あらためて誇りを感じているところです。
9月の例会の歌は、
「旅愁」「もみじ」「八百屋のおみせ」「虫の声」「小さい秋みつけた」「花(すべての人の心に花を)」「ドナドナ」の7曲でした。それに加えて8月の覚える歌「月見草」と「村まつり」「牧場の朝」、テーマソングの「花は咲く」「さようなら」の、合計12曲をうたいました。
秋らしい歌を何曲かうたったわけですが、中でも「もみじ」の何百人もの参加者による2部合唱は、それは他のところでは決してありえない素晴らしいハーモニーをかもしだしていました。そして「小さい秋みつけた」では、吉原先生から1番は聴覚による秋を、2番は触覚による秋の感受、3番は視覚による秋をうたっているとの、丁寧な解説をいただいてうたったのが印象的でした。
10月例会ではまた、たくさんの歌をうたいます。
例会でお会いしましょう。
すっきりとした秋晴れの日を期待して、お待ちしております。
歌う会 第161回
平成27年8月20日
朝のうちはわずかに雨がぱらつくお天気でしたが、午前の部の受付が始まる頃には雨は上がり、その後は一日陽の出ることはなく、むしろこの時期としては、厳しい暑さにならずよかったかと思います。
そんな中、今月も1,500名を超す方々にご参加いただきました。ありがとうございました。
8月の歌は、
「村まつり」「牧場の朝」「気のいいあひる」「流れ星」「故郷の廃家」「坊がつる讃歌」「栄冠は君に輝く」「長崎の鐘」と、手遊び歌の「アブラハムの子」「お弁当箱の歌」、それに覚える歌の「月見草」の計11曲でした。
加え7月の歌「うるわしの夏の野」「森へ行きましょう」「希望のささやき」「とんがり帽子」と、テーマソングの「さようなら」の合計16曲をうたいました。
今月の歌の中で、一番に沸き立ったのは、手遊び歌の「アブラハムの子」の時の小杉先生の手踊り姿でした。
手遊び歌とはかなり異なった、むしろ阿波踊りに近いような姿に、普段はいつも冷静で華麗な小杉先生のイメージとのギャップに、会場は大笑いでした。あらためて小杉先生のサービス精神に感謝いたしております。
「長崎の鐘」は、1~3番までを男性の方々が歌いましたが、おごそかに晴れ晴れとした歌声に、参加した女性の皆さんから大喝采をいただきました。
また当日は、全国高校野球100年の記念大会決勝の日に当たり、特に神奈川県代表の東海大相模高校が戦ったこともあって、「栄冠は君に輝く」を大いに盛り上がり歌いあげました。
その応援も響いたのでしょうか、東海大相模高校が見事に優勝を飾りました。
今夏は厳しい暑さの毎日でしたが、この間の例会を何とか無事に開催できました。これもひとえに会員皆さんのご支援のたまものと感謝いたしております。
間もなく一年で一番快適な秋がやってきます。また皆さんと一緒に、大きな声で歌えることを楽しみにしております。
9月例会でお会いしましょう。
歌う会 第160回
平成27年7月16日
恒例「うたごえ さくらの会」の開催でした。
うたった歌は、横須賀に縁のある作曲家、團伊玖磨と山田耕筰の7曲を含め、30曲近くになりました。
『歌ったなぁ!』といった感じでいっぱいでした。
何日も前から台風11号の大雨や強風が心配されていましたが、例会が開催された時間帯は、一時的に青空がのぞく時もあり、なんとか雨にあわずにすみました。しかし会員皆さんのお気持ちには、台風が微妙に影響したかと思います。それでもそんな中、午前・午後あわせて、1,450名ほどの方にご参加いただき心から感謝いたしております。
うたった歌は、
「森へ行きましょう」「ともしび」「海」「花火」「ピクニック」「竹田の子守唄」「希望のささやき」「とんがり帽子」「かわいい魚屋さん」「十五夜お月さん」「すいかの名産地」「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「おつかいありさん」「泉のほとり」「銀色の道」「山小舎の灯」「有楽町で逢いましょう」「平城山」「見上げてごらん夜の星を」「待ちぼうけ」「この道」「砂山」(山田耕筰・中山晋平作曲)と、覚える歌「うるわし夏の野」の25曲と、先月の歌「広い河の岸辺」ほか、テーマソングの「さよなら」でした。
前半から歌声のボリュームはものすごく、そのまま何とか最後まで歌いきってしまいました。このスタミナ、素晴らしい!の一言です。
また今回の例会では、男性参加者にお願いをして、「泉のほとり」と「銀色の道」「山小舎の灯」の3曲を、舞台の上で歌っていただきました。午前・午後の部のそれぞれで40名以上の男性が勢ぞろいして、吉原先生の熱のこもった指揮に応え素晴らしい歌声をご披露いただきました。
それに池上・吉原両先生と司会者の徳永さんが、参加者のお一人、お一人のところにマイクを持って廻りましたので、たくさんの方の歌声がホール内に響いていました。
内容的には、ほとんどの方が覚える歌を除くどの歌もよく知っていて、例会が終わったときには、『うたったなぁ!』という思いでいっぱいでした。
先生方の全力投球に感謝しながら、恒例の「うたごえ さくらの会」は終了しました。
歌う会 第159回
平成27年6月18日
初夏らしい歌を中心に楽しくうたいました。また、リクエストの多かったスコットランド民謡の「広い河の岸辺」もしっかりと覚えました。
梅雨の時期の開催でしたが、心配をしていたお天気は、午後の参加者の入館が終わる頃だけ、一時的にひどい雨となりましたが、午前中は全く心配がなく、この時期としてはまあまあの開催日であったと思います。
うたった歌は、
「夏は来ぬ」や「田植」「蛙の笛」「蛙の夜まわり」「夏の思い出」「青葉の笛」「われは海の子」「芭蕉布」「椰子の実」「この世の花」と、覚える歌「広い河の岸辺」の11曲です。それに先月の歌集から「花のメルヘン」「みかんの花咲く丘」「おお牧場はみどり」「箱根八里」と、テーマソングの「花は咲く」「さよなら」の合計17曲でした。
やはり「夏は来ぬ」や「田植」「蛙の笛」「夏の思い出」などは、この時期には欠かせない歌です。季節感を感じながら、思い切りうたいました。
また、「蛙の夜まわり」では、振り付けが付いていましたが、皆さん、ぎこちなくしながらも、楽しくうたっていました。
それに、歌手のクミコさんがうたって一躍話題になった、「広い河の岸辺」は、今月の覚える歌でしたが、美しいメロディーにのり、奥深く感動的な詩に思いをこめながらうたいました。
そして、この曲は一人で歌うのもいいのですが、大勢の方たちと一緒にうたうと、よりこの歌のよさが伝わって来るように感じました。帰りぎわにたくさんの皆さんから、"期待をしていた歌なので、とても良かった"と感想が寄せられました。
来月は「うたごえ さくらの会」です。
合計25曲の歌をうたいます。期待をしてご参加ください。
歌う会 第158回
平成27年5月14日
春本番の歌の数々や、久し振りに青春ソングに胸
はずませ、たくさんの歌を思い切りうたいました。
心配していた台風は、前々日中に温帯低気圧に変わり、例会日当日は、前日からの好天が続き、初夏のような夏日の陽気となりました。少々暑かったもののほっと胸をなでおろし、晴天に感謝しながら無事に例会が開催されました。
前半は、「鯉のぼり」「五月の歌」「青春サイクリング」「みかんの花咲く丘」「おお牧場はみどり」と覚える歌「花のメルヘン」の6曲でしたが、どの曲も季節に合った歌で楽しくうたいました。中でも「鯉のぼり」は力強く、「青春サイクリング」では、小杉先生の素晴らしい伴奏に乗って軽やかに大声で歌ってしまいました。
また覚える歌の「花のメルヘン」は、池上先生の丁寧なご指導と小泉先生の素敵な演奏で、メルヘンチックでありながらどこか漂う哀愁を感じながら、心をこめうたいました。
後半のオープニングは、吉原先生があの素晴らしい声で「箱根八里」をご披露いただき、続いてその「箱根八里」を男性の皆さんが1,2番とも歌って、女性参加者からたくさんの拍手をいただきました。そのあとは、忘れかけていた「およげたいやきくん」と
「いつでも夢を」でしたが、「いつでも夢を」の1番を、なんとピアノ演奏者の小泉先生と司会者の徳永洋子さんがデュエットで歌ってくれて、それがなんとも清楚感にあふれ、皆さんからの拍手につつまれました。
もちろんこの3曲もみんなで歌って、5月の歌集をうたいきり、引き続いて4月例会歌集から「みどりのそよ風」「花のまわりで」など6曲をうたい、最後にテーマソングの「花は咲く」と「さようなら」を歌って閉幕となりましたが、今回は合計で17曲をうたってしまいました。
実はこの日、午前11時半頃、京浜急行で人身事故が発生したため、午後の部への参加者の多くの方が、途中駅で長時間待たされたり、横須賀線や振り替えバスに乗り換えたりと、大変な思いをして参加いただいたとのことでした。感謝!感謝!です。
そんなことがあったにも関わらず、今月も1,600名を超す会員の皆様にご参加いただき、感謝の思いでいっぱいです。
休憩時間にはまた、サークル活動の「ハーモニカ・クラブ」が、日頃の練習成果をロビーで披露してくれました。大型のコードハーモニカやバスハーモニカを含めた15,6人の演奏に、たくさんの拍手がよせられていました。
来月は初夏の訪れとなり、その時季らしい歌をたくさんうたいます。
例会でお会いするのを楽しみにしております。
歌う会 第157回
平成27年4月16日
一年を通じて一番いいこの時季に、春らしい歌を
たくさん歌いました 。
春にちなんだ数々の歌をうたい、恒例の「ピアノ・ミニコンサート」を楽しみました。
久し振りに新井 満作詞・作曲の「この街で」もうたいました。
昨年11月から5ヶ月間、悪天候下での例会続きでしたが、ようやく晴天にめぐまれ、穏やかで暖かな春らしい日の開催となりました。会員の皆様の顔にも、さわやかな思いが満ち溢れているように感じました。
前半は、「みどりのそよかぜ」、「花のまわりで」、「花かげ」、「さんぽ」、「さくら貝の唄」、「若者たち」、「花の街」の7曲をうたいました。「さんぽ」はなじみが少なかったようでしたが、短時間でしたがご指導をいただき、なんとか歌い切りました。
春らしい歌の数々や「若者たち」では、それこそ参加者の強い思いが伝わってくるような、心のこもったハーモニーに溢れていました。
後半冒頭は、小杉先生と小泉先生による「ピアノ・ミニコンサート」が開催されました。ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」をお二人の連弾で。続いて小杉先生のソロで、ショパンの「革命」を力強く弾いていただき、また小泉先生は「愛燦燦」を繊細に、心を込めて聴かせていただきました。最後に日本の「春の歌メロディー」を連弾で弾いていただきましたが、それぞれが心に沁みこんでくるような感動の演奏でした。
そのあとは、久し振りに大曲の「この街で」をうたいましたが、初めての方も多かったかもしれません。時間的関係で丁寧な指導とはいきませんでしたが、歌の良さは十分に伝わったかと思います。
3月例会の歌もうたいました。覚える歌の「逢えてよかったね」の復習と、「おぼろ月夜」、「花」を二部合唱でハモりながら、最後にテーマソングの「さよなら」をうたって終了となりました。
今月はお天気が良かったこともあり、1,700名を超すたくさんの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。
5月例会で、またお会いできるのを楽しみにしております。
歌う会 第156回
平成27年3月19日
寒さが残る3月例会でしたが、盛況裡に開催されま
した。
この時季にぴったりの春の歌や別れの歌などのほかに、震災月を意識して、復興支援歌の「逢えてよかったね」と「花は咲く」を、心を込めてうたいました。
"暑さ寒さも彼岸まで"と言われる彼岸入り二日目の開催でしたが、朝からどんよりとした雲に覆われ、午後の部の開館待ちの昼ごろには強い風も吹き始め、その後、雨も降りだすなど、寒の戻りのような寒い一日でした。そんな天候にもかかわらず、参加者は1,600名を超す盛況で、池上・小杉両先生のご奮闘もあって大いに盛り上がった例会となりました。
前半は、「さくら さくら」から「おぼろ月夜」、「巣立ちの歌」、「花」、「峠の我が家」と、覚える歌「逢えてよかったね」の6曲をうたいました。
「おぼろ月夜」と「花」は、低音部を軽めに復習して二部合奏でうたいましたが、数百人の合唱は、他のところでは出会えないボリュームと、素晴らしいハーモニーに溢れていました。
覚える歌の「逢えてよかったね」も、池上先生の丁寧なご指導のお蔭で、何とか歌いきることができました。
後半は、この時季にぴったりの「宗谷岬」、
「惜別の歌」、「早春賦」、「仰げば尊し」の四曲を、気持ちを込めてうたいました。
特に、「惜別の歌」は、1番と3番を男性の皆さんが歌って、素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
また、久し振りの曲「仰げば尊し」は、過ぎ去った遠い昔を偲んで歌った方も多かったのではないでしょうか。
引き続いて、2月例会時の歌「麦の歌」、「白銀は招くよ」、「春よ来い」、「どこかで春が」と、東日本大震災被災者への"鎮魂歌"として「花は咲く」を。 最後に「さよなら」を
うたって終了となりました。
今回は吉原先生と小泉先生が、ご自身のコンサートと重なり欠席されましたが、池上先生と小杉先生が、午前・午後をそれぞれお一人で頑張りやっていただきました。
お疲れになったと思います。
感謝いたしております。
休憩時間には、ハンドベルのサークル「癒楽の会」のデモストレーションがロビーで行われました。
この3月例会で、平成26年度(昨年4月~今年3月)は終了し、4月からは新たな年度がスタートします。
27年度の例会内容も、これまでとおよそ変わらないと思いますが、一回一回を誠実に、心温かい例会になるよう努めてまいります。
これからもよろしくお願いいたします。
歌う会 第155回
平成27年2月26日
またまた雨の例会になってしまいました。
雨天の開催にもかかわらず、沢山の方にご参加いただきました。 朝ドラ「マッサン」のテーマソング「麦の唄」もうたいました。
昨年12月、今年の1月例会と、連続して強い雨や風に悩まされましたが、2月例会もまたまた冷たい雨に見舞われてしまいました。これでこの寒い冬シーズンは、3ヶ月連続して最悪のお天気下での開催になってしまいました。そんな悪天候にもかかわらず、
一例会平均では1650名を超す方々にご参加いただき、本当にありがたく、心から感謝いたしております。
2月例会は、前半で「春よ来い」「どこかで春が」「ローレライ」と、「麦の唄」「白銀は招くよ」をうたいました。テレビで毎日聞いていた「麦の唄」は、池上先生の丁寧なご指導のお陰で、きちんと覚えることができ、皆さん、とても喜んでおられました。
休憩後の後半は、公演先の大分から直接駆けつけていただいた吉原先生の熱いリードで、「ゴンドラの唄」「鉾をおさめて」「じろりんたんのうた」「雪山讃歌」をうたい、続いて1月例会の「とうだいもり」「冬の星座」「雪の降る街を」のおさらいと、テーマソングの「花は咲く」「さよなら」をうたって終了となりました。
今回の例会は、比較的覚えるような歌が多かったかもしれませんが、「麦の唄」はもちろんのこと、「白銀はまねくよ」「鉾をおさめて」もとても素晴らしく、また「じろりんたんのうた」は、童謡の楽しさにわくわくしながらうたうことができました。
また「ゴンドラの唄」と「雪山讃歌」では、男性だけの歌声だけの歌声を聴くことができ、女性参加者から沢山の拍手をいただきました。
休憩時間には、ピアニカのサークル「音の木」の、デモンストレーションがロビーでありました。
今月も、障害者授産所製品を沢山お買い求めいただき、作業所の皆さんから、感謝のお言葉が届いております。
歌う会 第154回
平成27年1月15日
本年最初の例会が開催されました!
恒例の「新春コンサート」は素晴らしく、感動しました。
「ムジカ・エッセンス」演奏団に感謝、感謝です。
新春や冬の歌に加え、久しぶりに「ニコニコ」も歌いまし
た。
お天気のほうは、昨年の12月例会とほとんど同じパターンで、前日もそして翌日も冬らしい晴天のお天気なのに、例会日のこの日だけが朝9時ごろからぱらぱらと雨が降り始め、午後零時時過ぎには、雨がいっそう強く降るあいにくの天気となってしまいました。なんだか「さくらの会」の例会日だけが、雨に狙われているような気持ちでうらみました。
それでも「新春コンサート」があるからでしょうか、開館待ちの方が午前9時前から並び始め、開館時には400名近くまでふくれあがっていました。
こんなお天気にもかかわらず、この日は最終的に午前・午後の部を合わせて、1650名ほどの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
歌は新春の歌「富士の山」「一月一日」に続いて、「浜千鳥」「とうだいもり」「冬の星座」を池上先生のリードで、そして久しぶりに瀬川さんの登場で「ニコニコ」を楽しく、「野に咲く花のように」と「雪の降る街を」を吉原先生のダイナミックな指揮で、思いをこめて歌いました。
配付された歌集は前半で歌いきり、休憩後はいよいよ「新春コンサート」の開催でした。
お招きしたのは、オーボエ、フルート、ハープ、チェロ、コントラバスの5人編成の「ムジカ・エッセンス」室内楽団です。5人全員が神奈川県在住だそうで、それぞれの個人の力量が非常に高く、プログラムも新春コンサートらしい曲目を選曲し演奏いただきました。
フルートとハープによる宮城道雄の「春の海」で幕開けされ、あとはヨハン・シュトラウスの「春の声」、ポルカ「観光列車」、「こうもり」からの小品、そしてブラームスのハンガリー舞曲、「花の街」などの日本歌曲メドレー8曲と、「眠れる森の美女」の中の「ワルツ」を。最後はアンコールにお応えいただき「ソーラン節」を演奏いただきました。
盛りだくさんの演奏を堪能しましたし、ハープを基調にして、それにオーボエやフルートなどが加わってかもし出される独特のハーモニーには、会場の全員が感銘をうけました。
お別れには「ムジカ・エッセンス」の演奏も加わって、「花は咲く」と「さようなら」をみんなで歌って終わりとなりました。
先生方の「クリスマス・ミニコンサート」に感動。
冬の歌やクリスマスソング・メドレー、「花は咲く」も
うたいました。
電飾に彩られたクリスマスツリーも飾られ、サンタクロース
も登場して、大いに盛り上がった例会でした。
当日は、数日前からの天気予報の通り、午前9時ごろから雨がぽつりぽつりと降り始め、午前の部が終了するころ、そして午後の部へ参加者が並び始める頃には、強い雨に風も加わり、ひどい天候となってしまいました。
そんな天候にもかかわらず、午前の部では空いている座席を探すのに苦労するような状況で、午前の部だけでみると、950名ほどと、おそらくこれまでの最高の参加者数となりました。午後の部では、激しい雨に加え、さすがに午前の部への参加者シフトがひびき、空き席が目に付く会場風景でしたが、それでも一日のトータルとしての参加者数は1700名程となり、1年を締めくくるにふさわしい大盛況な例会となりました。
例会内容は、前半は歌集にしたがい、「冬景色」「かあさんの歌」「たき火」「遥かな友に」「遠き山に日が落ちて」「寒い朝」をうたい、このあとは後半のミニ・コンサートの時間を考慮して、先月の覚える歌「お山の細道」を先におさらいをしました。
後半はわれらが先生による「クリスマス・ミニコンサート」からスタート。今回は小泉先生が、遠方への演奏活動ため欠席となったため、池上・吉原・小杉先生の3先生による演奏会でしたが、ヘンデルの『メサイアの中のアリア』など初めて聴く曲もあり、各先生の素晴らしい演奏を堪能させていただきました。いつも思うことですが、こんなに素晴らしい先生方が、私たちの講師の先生としていられることに、あらためて誇りを感じたところです。
コンサートの後は、先月の歌の「星の界」とテーマソングの「花は咲く」、12月例会歌集の最後の歌、クリスマスソング・メドレーの「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」「よろこびの歌」「ジングルベル」を一気にうたい、最後の最後「さようなら」をうたって、来年1月例会での再会を確認して終了となりました。
今回の例会では、電飾に彩られたクリスマス・ツリーがフロアーや舞台の両側に飾られ、先生方もコンサートに合わせお洒落をしてくださり、また司会の瀬川さんがサンタクロース姿に、徳永さんがクリスマス風の装いで、雰囲気を盛り上げてくれました。
また例年通り、障害者作業所作成の美味しいクッキーが、クリスマス・プレゼントとして配られました。今年もプレゼントできたことに、「さくらの会」としても、またクッキーを準備してくださった作業所の皆さんにとっても、とても良かったことと思っています。
このほかにサプライズもありました。
それはNPO法人「さくらの会」が、正式にホームページをたち上げたという報告です。
インターネットを見る方は、「さくらの会」ではまだ一部かと思いますが、今、スマートフォンなどいろいろな形で情報入手ができるようになってきている中で、「さくらの会」にとっては新たな歴史の一ページが開かれたと思っています。
この一年、多くの会員皆様のご支援を得、何とか無事に例会開催ができました。心よりお礼を申し上げます。
来年も会員皆様のご要望に少しでも副えるよう努力をしてまいります。
どうぞ平成27年もよろしくお願い申し上げます。
歌う会 152回
平成26年11月6日
雨模様にもかかわらず、午前の部では約800名、午後は700名前後の皆さんにご参加いただきました。
歌唱指導は、吉原祐作先生がお仕事でお休みで、池上紀代美先生がお一人で奮闘いただきました。ピアノ伴奏は 小杉直子先生と小泉耕平先生です。
司会・進行は、今回、徳永洋子さんに加え、瀬川明由さんも加わり、二人で進めました。
初めての参加者は50名で、いつものように「歓迎の歌」でお迎えしました。
前半は、「里の秋」・「もみじ」・「しかられて」・「港」・「兎のダンス」・「かもめの水兵さん」、そして、覚える歌として「お山の細道」を。
後半は、「蘇州夜曲」・「哀しみのソレアード」の後、「人生の並木道」を男性が1番と3番、女性が2番、全員で4番を歌いました。
今月の歌の最後の「星の界」、そして、先月の歌集から「竹取物語」・「高原列車は行く」・「故郷の廃家」を歌い、終わりに、さくらの会のテーマソングである「花は咲く」、「さよなら」を歌いつつ、次回での再会を皆で確認しました。