「200回記念特別例会」=「歌とホンキートンクとの交流会」が、9月8日(土)に開催されました。
今回は特別例会ということで、午前の部のみの1ステージ例会でした。
「ホンキートンク」というのは、横須賀市内の知的等障害者でつくる、アフリカ太鼓を演奏するグループです。 前半に歌をうたい、そして後半は「ホンキートンク」の太鼓演奏でしたが、とても充実した、感動的な例会となりました。
前半でうたった曲は、「さくらの会」で一番最初にうたわれた記念的の歌「春が来た」に続いて、この16年余の間で一番多くうたわれて歌を、一年の季節をめぐるかのように「みかんの花咲く丘」から始まり、「夏は来ぬ」「花」「早春賦」「おぼろ月夜」「もみじ」「荒城の月」「冬の星座」の8曲をうたいました。それにこれまでの数々のテーマソングの中で、印象の深い「手のひらを太陽に」「ニコニコ」「ふるさと」の3曲を加え、合計12曲をうたいました。 今回は小杉先生のピアノ伴奏に、吉原先生の情熱的でまた繊細なリードにしたがい、一曲一曲をこころをこめうたい切りました。
「ホンキートンク」は、22年前に横須賀市内の知的等障害者とお母さんたち立ち上げた“ アフリカンドラム(太鼓)とダンスパフォーマンス“のグループです。長年プロの指導を受けてきた本格的な演奏は7曲にもなり、それに合わせて踊るお母さん達を含め、総勢30名ほどの演奏と踊りは、ただただ感動の連続でした。
障害者たちの力強く全身全霊を込めた太鼓の響きは、観客の私たちの胸に大きく共鳴しました。また素晴らしかったのがお母さん達の踊りでした。太鼓の響きに合わせた明るくそして愛情にあふれ、いきいきとした踊りには思わず目頭が熱くなってしまいました。
今回は、例会の最後に「ホンキートンク」への支援の募金を訴えさせていただきました。災害等への募金はこれまで何回となくご協力をいただきましたが、出演いただいたアーティストへの募金は初めてでしたが、大勢の方から多額の募金をいただきました。
いただいた募金はそのまま「ホンキートンク」へお渡ししました。ご協力に感謝申し上げます。
実は本年11月の例会開催200回目を迎えるにあたり、何か「さくらの会」らしい記念例会が出来ないかと検討し、「ホンキートンク」に出演をお願いした次第です。ただ土曜・日曜以外の出演は難しいとのことで、今年中で文化会館の空いている日がほとんどなく、早めの9月開催となってしまいましたが、記念例会をこうしてコラボレーションできたことに、こころから感謝しております。
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なおこの記念例会の後の午後の時間帯を使って、吉原先生や池上先生らが中心になり、「愉快な仲間のコンサート」が開催されました。
その内容は、吉原・池上両先生が主催する「合唱団たんぽぽ」の発表と、「さくらハーモニカ・クラブ」の演奏に、そして「懐メロソング倶楽部」が主宰した「懐メロを唄う集い」でした。それにも大勢の方々にご参加いただきありがとうございました。
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